今までにやったお仕事:就職編

暮らし・家計

私が離婚後、45歳で派遣からどうやって正社員になったのか書いていく前に
今までに経験したバイトなどを時系列でまとめています。昔、HPで公開していたものを再編集してます。
前回はこちら→今までにやったお仕事:大道具編
今回は大道具を辞めて、就職したお話。

【サンプル縫製】
服飾専門学校の文化服装学院を卒業後、大道具を経てやっと就職しました。
大手アパレルメーカーのサンプルを縫製する会社に就職。
就職雑誌の求人から申し込みしました。面接のみで採用通知をいただいたのですが、
夜間の短大を受験していて、そちらも合格してしまいどうしたものかと相談したところ、
「両立できるように頑張ってください。」とありがたいお言葉をいただき晴れて正社員に。

東北沢にある、社員20人くらいの小さな有限会社でした。
企業からパターンと生地が届き、裁断から縫製までおこない納品します。
自社のブランドも展開していました。
不況といいながら、かなりの仕事の量!終電までの残業&休日出勤あたりまえ。
しかも、残業手当なしの固定給!
求人には、社会保険あり、有給あり、海外研修あり、とあったのに・・・嘘だった!!!
保険はないし、有給なんてとんでもない、海外研修のはずが日光に・・・(猿軍団をみた)
アパレル業界ってみんなこうなの?と疑問に思いつつ、1年この会社にいました。

なんでもっと早く辞めなかったかというと・・・
文化のときの担任の先生が、こう言いました。
「どんなところでも、1年いるとその業界の流れがわかります。
だから、お金をもらいながら学べると思ってがんばりなさい。
なにも得ないでやめるのは損ですよ!」と・・・
(その先生とは、のちに文化の学院長を務める小杉早苗先生です!)

実際、いま私のもつ技術はこの会社で得たものです。
学校で学んだものとは全く違う、既製服の縫い方を知ることができました。
ボーナスもでなかったけど、毎月¥130,000きっかりのお給料だったけど、
まあ、技術はかなり身についたのでよかったかなって感じです。

短大の授業に間に合うように時間内に終えるのに必死でした。
失敗したこともたくさん。。。。。
→スカートを午前中に縫い終えて、お昼だ〜!とおもったら、生地が、、、。
裏表を逆に縫い上げていました。もちろんその日は、昼食抜き。泣
→痛いっ!工業用ミシンなので勢いがすごい。気がつくと、人差し指の爪に針が、、、。
あーっ。焦った私は思いっきり足を踏み込んでいて。
そうです。指を縫っちゃいました。
そーっと指を見ると、針が人差し指の爪を貫通して糸が通ってる!
後ろから「どうしたの?」と先輩の声。事情を把握した先輩は、
「生地に血がついちゃうから手どけて。」って、私より生地の心配かい!
・・・まあ、そのあと指にマキロンしてくれたけど・・・

短大に通いながらだったので大変!かというと・・・
きっと普通にこの会社にいたほうが、辛かったと思います。
だって、毎日終電までこの会社で仕事をして家に帰る・・・
服を作るのが、いやになったかも・・・

短大の学費は大道具で貯めたお金を使っていたのですが、それも底をつき、
¥130,000のお給料ではとても払えないので辞めました。もちろん会社を!笑
それだけの理由ではなく、私の人生の中でかなり大きな出来事がありまして。
それもきっかけのひとつとなり、辞めました。辞めてよかったけど。
もしかしたら人生のターニングポイントだったのかもしれません。

次のお話は、仕事を辞めて夜間短大の学費をどう捻出したのか。
45歳で派遣から正社員になるまでのお仕事記録。
まだまだ続きます。。。

インスタグラム
インスタ(@t_cheeeee)はほぼ毎日更新しています。

インテリアブログ 一人暮らしインテリア
ライフスタイルブログ 50代おひとりさま
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 インテリアブログへ

コメント