今までにやったお仕事:住み込み旅館編

暮らし・家計

私が離婚後、45歳で派遣からどうやって正社員になったのか書いていく前に
今までに経験したバイトなどを時系列でまとめています。昔、HPで公開していたものを再編集してます。
前回はこちら→今までにやったお仕事:就職編
今回は就職したサンプル縫製の会社をやめて、夜間短大の学費を稼いだお話。

【白骨温泉】
タイトルにあるように仕事を辞めて、学費を稼ぐために選んだのは温泉旅館での住み込みバイトです。
ちょうど大学も春休みの期間に入っていたこともあり、1ヶ月で35万円くらいになりました!
でもこのバイトをするきっかけになったのは「失恋」です。笑

夜間短大に通いながら、正社員として1年勤めたサンプル縫製の会社。
勤めてみたらブラック企業だったのと、短大で昼間の授業も受けたいなぁと思っていて。
でも「辞めたい」って話を会社にしてもなかなか認めてもらえなくて。。。
そんなときに私は大失恋をしました。もうこの世の終わりかと思うくらいのショックな出来事。
仕事も辞めたいと思っていたし、大失恋して何も手につかなくなり。
何か新しい環境で状況を変えたいと思い、家出することにしました。(え?!)

アルバイト雑誌で住み込みのバイトを探すも、ほとんどが一旦履歴書を送ってからの返事待ち。
そんな中、TELで即決してくれた旅館へ。長野県南安曇郡にある白骨温泉。(しらほねおんせん)
長野県南安曇郡は母の故郷で小さい頃から毎年行っていたので松本は馴染み深いのですが、
松本から松電で新島島(しんしましま)へ。さらにバスで山の奥へ奥へ・・・
3月でしたが雪、雪、雪でした。ずーっと山へはいっていくのをバスから眺めていると、
「こ、これは、もう2度と家に帰れないのでは!」と思うほど山奥なのです。
そして、到着すると旅館数件のほかはなにもなく、ほんとになにもなく・・・別世界でした。
今でもそのときのことをよく覚えています。

(ちなみに家には部屋に書き置きをして、1週間くらい経ってから電話を。
めっちゃ怒っていると思っていた母が泣いていて。申し訳なかったです。
その後、伯母と一緒に旅館までいろいろ差し入れを持って来てくれました。)

到着して翌日から朝5時半起き、働きづめ、怒濤の1ヶ月でした。
朝食の準備、館内の清掃、昼食の準備、お客様ご案内、夕食の準備、翌日の仕込み・・・
たまには、男の子の仕事である布団上げや大浴場の掃除もやりました。
(人手不足だったので・・・)
休憩時間には、フロントも・・・雪かきまで!
うーん、よく働いた。そして、1ヶ月の手取りが35万円。
サンプル縫製の給料の3倍!

お給料をいただくときに、女将さんに
「ここでの仕事を最後まで頑張れたのだから、どこへ行ってもやっていけますよ。」って。
ジーンときました。実際、仕事きつくて脱走した男の子もいたのです。
同じ部屋だった子とも仲良くできて、大変だったけどなんだかんだ楽しく過ごしました。
毎日、仕事終わりには温泉にも入れて最高でした!

で、味をしめた私は、この後の夏休み、正月、次の年の春休みと白骨で働くのでした。
お客さんには常連さんも多く、私のことを覚えてくださったりしてうれしいことも。
そして、失恋の傷も癒えました。。。笑

ここで働いて「こんな働き方もあるんだ!」っていうことを知っていたので、
お金に困ってどうしようもなくなったら、また住み込みで働こう!
いざとなったら、住み込みの仕事がある!ってずっと思ってました。笑
住む場所や食事に困らないし、お金も稼げる。

仕事を辞めたいし、引っ越しもしたい。でもお金がない。
自立したいけどまとまったお金がないから動き出せない。
時間はあるけど、お金がない。
っていう方には住み込みバイトをお勧めします!
\40歳以上歓迎のリゾートバイトもたくさんあるよ!/

働きながら、日本一周なんていうのもいいかも〜!

白骨温泉でとても印象的だったのは、夏の花火大会。
小さなものだったけどめっちゃ幻想的でした。
また、上高地も近く(といってもバスでけっこうかかる)、
冬は乗鞍高原でスキー!いいところですよー。
但し、大雨が降ったり大雪になると交通手段がなくなり、白骨から出られなくなる!
でもいつかまた行ってみたい。



次のお話は白骨温泉から戻り、短大に通いながらやったバイトのお話です。
45歳で派遣から正社員になるまでのお仕事記録。
まだまだ続きます。。。

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