きれいにパイピングするには?

ものづくり

昨日の記事ではニット地のパイピング(バインダー)始末について
ちょこっと書きました。今日はタネあかしです。
ニット地バインダー始末
襟ぐりのパイピング始末。うねうねと波うってしまったり、
襟ぐりがビロ~ンと伸びてしまうことはありませんか?
アイロンで多少は直りますが、うねうねはなかなか納まりません。
ニット地をミシンで縫う際、押さえ圧や送り歯の関係で
どうしても伸びてしまうのが原因だと思います。
そこで、私はこれを使っています。
じゃ~~~ん。(というほどの物でもないですが・・・)
ゴム
平ゴムです。メインサイトのほうでも紹介しているのですが、
この平ゴム、とっても役に立つのです。
パイピング
1枚目画像のカットソーの襟ぐりは、このように平ゴムを使って縫っています。
平ゴムを折り、パイピングしている布の高さにあわせます。
これで段差がなくなり、さらに生地を伸ばすのを防ぎながら縫うことができます。
※必要な伸びが足りなくなっては困るので、必ずニット用の糸(針も)を使ってください。
パイピング箇所だけでなく、ニット地の裾を縫う際や
ニット地に限らず、薄手の生地(とくに裏地など)を縫うとき、
またデニムなどの厚手生地の場合にも段差を解消して
スムーズに縫うことができますよ。
うねうね・・・・・ きれいにパイピング
左・普通に縫いました。うねうねと伸びています。右・平ゴムを使いました。伸びていません。
これはサンプル縫製の仕事をしているときに先輩から教えられたもので、
もしかしたら、正しい縫い方ではないのかもしれませんが
職場ではみんな愛用していました。私はそれ以来、手放せません。
とある先輩は、この平ゴムをファスナー押さえ代わりにも使っていましたよ。
平ゴムは1~2ミリ程度の厚さでやわらかいものが適しています。
100円ショップでも手に入りますし、ぜひ試してみてください。
メインサイトのsewing roomでも紹介しています。
Handmade shop *sweet*
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